《MUMEI》
鏡と復活
シュッ… 「?」
(明らかに先ほどまで見ていた方向と逆の方向を見ている
どうなっているんだ!?)
後ろを振り向き、壁のようにたたずみ先ほどまで無かったそれを見つける
「鏡…!!」
結城の目の色が怒りに染まっていく
「残念だったな、もう貴様の攻撃は効かない」
「 …調子に乗るなよクズ共が!
反則技みたいで使いたくはなかったけど使ってやるよ!」
「まだ技があるのかよ!」
「ライトマジック!」
声と共に結城の姿は消えた
「完全透明は確かに反則だよな
こんな技を隠してたなんて…」
「へぇおもしろい奴と戦ってるね
光の能力って便利だね」
「まったく、困りもんだぜ
どっから出てくるかもわかんねぇしな… って安藤お前どっから沸いて出てきた!?」
安藤は相変わらずの笑顔で言う
「沸いて出てきたとは酷い言われ方だね
次は仲間として会いに来るって言っただろう?
さて、宇月君、右手を右にのばして炎を放ってくれるかな?」
「えっ?こうか?」
言われた方向に3発炎を放つと
「ぐぁぁあぁああ!!」
透明な結城に全て命中し悲鳴が響く
「なぜ!?何でわかるんだよ!?」

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