《MUMEI》

翌日、デズニーシーに行ったんだ

遠慮なく金を使えと言ったのに
吟味してる

それ、策略よ、買わそうとしてるのよ、
どうせ買うなら、後々こっちの方が良くない?

うん、そうかも
ヤッパ、ミッキーシリーズの方が飽きないよね

そっかぁ、息の長いキャラクターだから、成り立ってんのね!

あ、そっかぁ!

わかってきた時は、楽しいんだよな
でも

二人を見てて、昔の自分と重ねてた

そして、都内に移動して
スカイツリーと、東京タワーを見て

それから、渋谷のホテルへ

明日はショッピングだとさ

寝よう、もう、疲れたよ、俺は

ノブ兄、お風呂!
汚いよ、昨日も入ってないじゃん!

いいよ、寝る

ダメよ!

んだよ

久しぶりに、一緒に入る?

…………ヤらせろよ

くすっ、高くつくよ、
覚悟有るなら、犯せば

生意気…

なかなかないよ、女子高生と女子中学生の裸見るきかいなんて

ざけんな、ガキが

くすくす、怒っても、恐くないよ

んだょ、ったく……

ノブ兄は、楽しんでないもんね

んなことねーよ、それなりに楽しいよ

嘘だ、わかるもん

色々知ると、色褪せるんだよ

それって、楽しみ方を見つけてないって事?

え?……

手のひらに載って、素直に受け入れたら?
相手のサービスに
そしたら、楽しめるよ

そうだよ、お金の流れや、サービスの仕方をわかった上で
楽しめることを探せばあるよ

ほんと、生意気だな

私らの、裸見たら、楽しいでしょ?
エッチは、ムリだけど
今更裸見られてもね

うん

あのなぁ、男って、おさまりつかなくなるんだぜ!

なによ、うなされてるとこ、私らが看病したのよ!

そうよ、ノブ兄、泣いてたから、触られても我慢したんだからね!

立ってなかったもんね、
あれなら、少し触られてもね

ったく、弱み、見せちまった、俺のミスか…

優しいから、辛いのよね
お母さんだって、バサッと切り捨てちゃえば楽なのにね

うん、優しいんだよ、ノブ兄は
一緒に暮らすと、よくわかる

うん、まち子さんの、策略だったのかな?

うん、そうよね

コイツらなりに、学習してんだな

脱衣徐で、服を脱ぐ二人を見てた

恥ずかしくねーのか?

ん、恥ずかしがると、男性は興奮するって聞いてるもん

あっそう

ほら、ノブ兄も、脱ぎなよ

見たいのか?

べつに、そんなもん、見たくないわよ

見慣れちゃったよね

そうね

……………

前へ |次へ


作品目次へ
感想掲示板へ
携帯小説検索(ランキング)へ
栞の一覧へ
この小説は無銘文庫を利用して執筆されています。無銘文庫は誰でも作家になれる無料の携帯・スマートフォン小説サイトです!
新規作家登録する

携帯小説の
無銘文庫