|
《MUMEI》 痴漢にあったのか？ うん、お尻触られた 声も出せなくて、そしたら、スカート捲ってきて 触られたのか？！ え？、あ、ううん、近くに居たＯＬさんが助けてくれたの それから、女性専用車両しか、乗らないようにしてる 車通学に切り替えるか 用意させる、アサミもそうしろ 怒ってるの？、ノブ兄 俺が我慢してんのに、痴漢ごときに触られてたまるかってんだ！ アサミは、大丈夫か？ 何かされたか？ あ、怪しいのは、あったけど、振り向いて、睨んだら、離れてったから ったく、ムカツク！ もっと早く話せよ！ だって、恥ずかしいもん、そんな話し それに、電車通学の非とが大半だよ 身を守る術を覚えなきゃ ずっと、過保護にされてきたもん ダメだ！、車を用意する 大丈夫よ、めげてられないよ そんなことで ダメだ！ 自分もしたいんでしょ、痴漢 だからわかるんだよ！ そいつらの気持ちが！ そんな、奴等の餌にされてたまるか！ 過保護は止めて！ いいや、ダメだ！ いい加減にして！ ダメな子になっちゃうわ！ 何でも自力でどうにかしてくの！ ダメだダメだダメだ！ わからず屋！ お嬢様育ちが、急に… もっと歳行ってからじゃ、もっと難しくなるの！ 今、しなきゃならないの！ うっ、 気迫負けした アサミが、正しいからだ 心配してくれるのは、嬉しいけど 何とかしてくから もっと、違うとこ、面倒見てよ ………言い負かされた 正論には、勝てないよな ………… 前へ |次へ |
|
作品目次へ 感想掲示板へ 携帯小説検索(ランキング)へ 栞の一覧へ この小説は無銘文庫を利用して執筆されています。無銘文庫は誰でも作家になれる無料の携帯・スマートフォン小説サイトです! 新規作家登録する 無銘文庫 |