《MUMEI》 アサミの伯父娘から、聞いたのか 全てを観念したようで、俺の訪問を待ってたと、叔父は言ったんだ ハルナを連れてきた事には、驚いてたけど 彼女の人生の、肥やしにさせます 善も悪も、その目で見せてかないと、生きてけない環境ですから 俺の言葉に納得してた 叔父は、全ての事実を纏めてあった 関連書類も、添えられた そして、自首すると、言ったんだ ひとつだけ、約束を交わした 従業員を、頼みますと言われたんだ タクシーで、警察署に向かう叔父 付き添った そして、警察署で、叔父はアサミに 神谷として生きるなら 強くなれ、なれなければ、俺より無様になる そう、アサミに言葉を残し、警察署に自首したんだ 伯父さん、楽になったのかなぁ? サッパリした、顔してたね アサミの言葉に 俺がもっと、強かったら もっと早く、楽にしてやれたんだよな そう、答えたんだ うん、まだまだなんだね、ノブ兄も 生意気言うな やん、お尻触ったぁ、逮捕されちゃうからね! アサミが、俺の腕に抱きつきながら、言ったんだ ………… 前へ |次へ |
作品目次へ 感想掲示板へ 携帯小説検索(ランキング)へ 栞の一覧へ この小説は無銘文庫を利用して執筆されています。無銘文庫は誰でも作家になれる無料の携帯・スマートフォン小説サイトです! 新規作家登録する 無銘文庫 |