《MUMEI》 変わらない笑顔「颯人、話したいことがある。」 休み時間に颯人を屋上へ連れて行った。 颯人は、何も言わずに付いて来てくれた。 「昨日は、ごめんなさい。 自分が家でうまくいっていないからって颯人にあたっちゃって、あとですごい後悔した。」 下を向いている私は颯人がどんな顔をしているか分からない。 「小春」 いきなり呼ばれてびっくりした。 私が、顔を上げると颯人はどこかで見たことのある笑顔を向けてきた。 それを見ていたら、私も自然と笑っていた。 前へ |次へ |
作品目次へ 感想掲示板へ 携帯小説検索(ランキング)へ 栞の一覧へ この小説は無銘文庫を利用して執筆されています。無銘文庫は誰でも作家になれる無料の携帯・スマートフォン小説サイトです! 新規作家登録する 無銘文庫 |