《MUMEI》
第一の国の真の女王との出会い
2章を読んだ人はわかると思うが、オバタ王子は地図に書いてある場所に向かっている

〜数分後〜

「やっと着いた・・・・って、え? ここってお城じゃん・・・」

オバタ王子は『こんなとこにツバキっていう人いるのか?』とか色々思いながらチャイムを鳴らした。
すると、一匹のカエル?・・・いや、カエルのパーカーを着た人間が出てきた。

オバタ王子の前に選択肢が現れた▽
@ストレートに聞く
A帰る(カエルだけに?wwwwwwwww)

オバタ王子はAの選択肢にイラッ★っときたので@を選ぶことにした。
「あの・・・お前は人間なのか?」
しばし沈黙・・・・・
オバタ王子が『やべぇ まずいこと聞いたか?』と思っていると、目の前にいる生き物は顔をあげ、満面の笑みで見てきた。
そして

「私はマトと申します。この城で働いている『召使』です。・・・ちなみに私はれっきとしたカエルです!!」
『マト』と、名乗ったカエルは 話を続けた。
「それであなたは何の御用ですか?」

オバタ王子は、一回呼吸を整え 言葉を発した。
「俺は他国から来た オバタです。ツバキさんに用があってきました」

マトは『ツバキ』という言葉を聞いた瞬間、顔が青ざめた。
そして、『ありえない』と、一言。
マトは震えながら

「ありえないです。ツバキ様のところに客が来るなんて。だってあの人は この国ではものすッごーーーーーーーーーーく有名なんですよ! ドSの女王とs」

ゴキッ

そう鈍い音がした途端 マトは倒れた。
マトの後ろには少女がたっていた。その少女は冷ややかな目でオバタ王子を見つめ 名前を名乗った。

「俺はこの国を仕切っている ツバキだ!ここになんのようだ」

これがツバキとオバタ王子との出会いだった。

〜続く〜

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