《MUMEI》
ハワイからの親書
ジイサンたち、約束を守ってくれたんだな

ハワイからのセキュリティー郵便には
驚く事が書かれてた

裏付けを取るのには……

アカネ、学校休めよ
母親に会いに行こう

あ、はい

アカネの母に聞くのが一番なんだけど…

アサミとイズミにも、見せたんだ

ノブ兄……事実なの?

わからんよ、アサミ
目を背けるなよ

はい

イズミ、俺はいつだって味方だ
恐がるなよ

うん

アカネ、悪いが

はい、お供します

すまんな、学校あるのに

構いません

アカネ頼んだわよ

アカネ、身体張ってね
ノブ兄を、お願いよ

はい、全てノブさんに捧げてますから
無茶はさせないようにします

とにかく、無茶しそうになってら、出させて!
まち子さんも言ってたわ
射精させれば、少しは冷静になるって

うん、必要なら呼んで
オマ〇コぐらいで、ノブ兄が落ち着くならいつだって

あのなぁ、俺は色魔かよ………

心配なの!
過去なんかどうでもいい!
ノブ兄だけは、失いたくないの!

ノブ兄、わかってるの!
これからが一番大事なんだよ!

……わかってるよ
アサミ、イズミ、生きてる者が、一番大切だよ
過去を理解し、過ちを正し、未来を見る

過ちでも抱かれたい!

妊娠してもいい!

アサミ、イズミ、ありがとう
もうしばらく、曖昧でいようよ

二人の頬に、キスしたんだ

私は性奴隷でも、構いません

アカネ、お前も俺の妹なんだよ

でも

親は親、お前はお前だろ?

……………アカネが俺を見つめてた

そんなアカネにアサミが何か耳打ちしてたんだ

そして、イズミも

何話してんだよ……

男子には、関係ないの

笑いながら、アサミが言ったんだ

……………

前へ |次へ


作品目次へ
感想掲示板へ
携帯小説検索(ランキング)へ
栞の一覧へ
この小説は無銘文庫を利用して執筆されています。無銘文庫は誰でも作家になれる無料の携帯・スマートフォン小説サイトです!
新規作家登録する

携帯小説の
無銘文庫