《MUMEI》
私の彼氏
Story-

「おそい!」

「っごめんなさい…」

「…そんな謝んな」

といいながら私の頭をなでる。

時々彼は優しいけど…。

「うん…」

「今から出てくるからここにいろよ」

「うん」
と言って部屋を出て行った。倉庫からバイクの音が消えた。

琉聖が出て行った10分後に…。

「っメール…桜李くん」

桜李くんはとっても優しいお兄さんてき存在だっ。


To瑠花

今あいつ居るの?

To桜李
居ない…

To瑠花
なんかされた?

To桜李
うん…ちょっとだけ…

To瑠花
そっか…本気で別れた方がいい…

To桜李
ありがとう
でも、大丈夫だから…

To瑠花
そっか…
なんかあったら言えよ?

To桜李
うん
じゃっまた

桜李Side

瑠花…嫌ならぬけださねぇと。

生きるの嫌にならねぇか?

でも、俺じゃ何とかできない…。

じゃ、俺はどうしたらいいんだよっ。

「桜李さんどうしたんですか?怖い顔して、考え事ですか?」

「…いや、何でもねぇ」

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