《MUMEI》
今年も
「バレンタインどうする?」

「う〜ん、私は好きな人探し中だからなぁ」

カヤノ。

叶わぬ恋だから諦めるって。

山城くんっていう人。なんだけど、他にもこの人のこと好きな人がおる。

ミヨ・・・。

お互い、このことはもう、知っとる。

それで、2人とも苦しんで、元に戻った。

カヤノももうイイって言っとる。

2人がイイならイイんかな、って思う。

まぁ、私がどうこう言うことじゃないんじゃけど。

「アヤミは?やっぱり・・・?」

「うん。Kにあげるよ」

「お〜、がんばって!! ねぇ、一緒に作ろうや!」

「うん! 勿論マル!」

ありがとう、応援してくれて・・・。

カヤノ、それにミヨのおかげ。

他にもアヤノとアユミ・・・友達。

「それで、どういうの作る?」

「そこが迷うよね〜」

K、私は今年もあなたに恋をしています。

それがどんなに辛く、切ない恋でも、あなたに恋することを諦めません。

今年のバレンタインも、待っとってね?

前へ |次へ


作品目次へ
感想掲示板へ
携帯小説検索(ランキング)へ
栞の一覧へ
この小説は無銘文庫を利用して執筆されています。無銘文庫は誰でも作家になれる無料の携帯・スマートフォン小説サイトです!
新規作家登録する

携帯小説の
無銘文庫