《MUMEI》 訊く「アヤミ、訊いたよ」 「うん・・・なんて?」 「好きな人おるん? アヤミでしょ? アヤミよね!?って、ふふ」 「カヤノ! 何笑っとんよ」 「あーいや、そしたらね、・・・ちがうし!!って言よったよー」 「えぇー?? ホンマにぃ?」 「ホンマよ、両想いじゃん!!」 「違うよ〜」 今までも、経験してきた。 期待させるような反応なんじゃけど、ホントは違う人が好き、とか。 きっと、カヤノに話しかけられて、恥ずかしくて緊張しとったんじゃろうなとか思ってしまって。 ヘンに期待せん方がいいんよね。 無駄な感情持ったら、疲れるだけ。 でも、期待して、それがホントであってほしい・・・。 この辛い気持ち、どうにかして・・・! 前へ |次へ |
作品目次へ 感想掲示板へ 携帯小説検索(ランキング)へ 栞の一覧へ この小説は無銘文庫を利用して執筆されています。無銘文庫は誰でも作家になれる無料の携帯・スマートフォン小説サイトです! 新規作家登録する 無銘文庫 |