《MUMEI》 涙と運その後、木崎は俺達の神力の供給を受けながら腕を接着した 「…よし、完璧にくっついた 神力の供給のおかげでこんなに速く直すことができた ありがとう」 「 …いや、俺今回何もやってないし 役に立てて良かったよ あの二人のおかげだな」 そう言いつつ、東城と遥の二人を見る 「そうだね、アタシなんかやられてばっかだし 悲しくなってくるよ」 木崎の頬の涙が流れ落ちる 「 …気にするな たまたま運が悪かっただけだ」 「…でも、運で負けて死んだら話にもならないよ」 「なら、特訓あるのみだな お前の回復能力にはいつも助けられてるし気を落とす必要はないさ」 「ありがとう でも、特訓は一人でしてくるよ 君と話していたら気持ちが軽くなったよ 本当にありがとう」 「そうか、なら良かったよ …さて、帰りましょうか!」 前へ |次へ |
作品目次へ 感想掲示板へ 携帯小説検索(ランキング)へ 栞の一覧へ この小説は無銘文庫を利用して執筆されています。無銘文庫は誰でも作家になれる無料の携帯・スマートフォン小説サイトです! 新規作家登録する 無銘文庫 |