《MUMEI》 3蟻は俺の前の席に座る 蟻らしく黒い髪、肌は白い 血を抜いているのか と思わずツッコミを入れたいが我慢する 「京はさー、ランダムゲーム知らないだろ?」 唐突な質問 「あー、知らない。もしかして今の放送は…」 うんうんと首を動かし 「そうだよ、不規則に開始するし、 ゲームの内容は変わるから ランダムゲーム」 「あー、なんだそれ? 学校の行事なのか?」 「いや、国のゲームだよ 国の学生全員強制参加 大人は介入不可」 「…あー、殺しもOKは冗談だよな?」 「本気だよ、 すでに何十人も殺されてるよ でも、死者はでてない」 「???新手の謎かけか?」 「どんな謎かけだよ つまり、殺されても 翌日には戻ってくるんだよ 生きて」 前へ |
作品目次へ 感想掲示板へ 携帯小説検索(ランキング)へ 栞の一覧へ この小説は無銘文庫を利用して執筆されています。無銘文庫は誰でも作家になれる無料の携帯・スマートフォン小説サイトです! 新規作家登録する 無銘文庫 |