《MUMEI》
火曜日
学校に行った。

火曜日の給食は、決まってパンだった。

毎週、皆が楽しみにしている瞬間だった。

『今日はぁ、パンにハンバーグを挟んで食べてねぇー』

先生が、大きな声で言った。

・・・圭ちゃん?

圭ちゃん、様子がヘン・・・。

具合悪いのかな・・・?

『圭ちゃ・・・』

ーーーーバタッ

『・・・っ、圭ちゃん!?』

圭ちゃんは、貧血で倒れた。

今まで、こんなことなかったのに・・・。

『圭人くん、今から病院に行って来るから、皆は心配しないで勉強してね』

・・・圭ちゃんの体は、どうなってるの?

圭ちゃん、何かあったの・・・?

前へ |次へ


作品目次へ
感想掲示板へ
携帯小説検索(ランキング)へ
栞の一覧へ
この小説は無銘文庫を利用して執筆されています。無銘文庫は誰でも作家になれる無料の携帯・スマートフォン小説サイトです!
新規作家登録する

携帯小説の
無銘文庫