《MUMEI》 水曜日貯金箱から出してきたお金があった。 コンビニで、おでんとおにぎりを買った。 おでんはアツアツで、涙が出そうになった。 食べ物のありがたさが、わかった瞬間だった。 夜間バスに乗って、道を進んだ。 こんな時間に、子供だけで歩いてるとおかしいから、寝てるおばちゃんの隣にこっそり座った。 『ふぁ〜・・・』 眠い・・・。 夜遅いということと、バスの揺れが眠気を誘った。 目が覚めると、予定の次のバス停だった。 大変だと思ったけど、幸い、予定のバス停まで30分足らずで戻れた。 あとはここを曲がるだけ・・・。 前へ |次へ |
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