《MUMEI》
水曜日
貯金箱から出してきたお金があった。

コンビニで、おでんとおにぎりを買った。

おでんはアツアツで、涙が出そうになった。

食べ物のありがたさが、わかった瞬間だった。

夜間バスに乗って、道を進んだ。

こんな時間に、子供だけで歩いてるとおかしいから、寝てるおばちゃんの隣にこっそり座った。

『ふぁ〜・・・』

眠い・・・。

夜遅いということと、バスの揺れが眠気を誘った。

目が覚めると、予定の次のバス停だった。

大変だと思ったけど、幸い、予定のバス停まで30分足らずで戻れた。

あとはここを曲がるだけ・・・。

前へ |次へ


作品目次へ
感想掲示板へ
携帯小説検索(ランキング)へ
栞の一覧へ
この小説は無銘文庫を利用して執筆されています。無銘文庫は誰でも作家になれる無料の携帯・スマートフォン小説サイトです!
新規作家登録する

携帯小説の
無銘文庫