|
《MUMEI》 春彦を訪ねたんだ アポ無しで 突然の訪問なのに、笑顔を見せてた 玄関先でいいよ 礼を言いに来ただけだから 上がってくれ、玄関先なんかで帰せないよ アポ無しだしさ 一応、手土産 そんな気を使うなよ、さ、上がってくれ …………ヤってたの？ やたら、薄着な春彦に、そう聞いたんだ ぁはは、ま、ほら、正月気分だからさ ノブさん、上がって 服を着ながら、マリエが出てきた スンゲータイミング、悪かったね 迎賓館借りちまって、悪かったね おかげでよく、眠れたよ ありがとね、じゃぁ 待って、上がってって マリエが俺の腕を抱き締めたんだ ノーブラだ……柔らかい感触が 邪魔してごめんね へーきよ、出した後だものね ぁはは、ま、その、なんだ ノブさん、上がって あ、 腕を引っ張られたんだ タイミングなら、良かったよ 昨日までお袋のとこに行っててさ 親父さん、どうなの？ ん、寝たきりだな 神谷に屈しやがってって、怒ってたのにさ もっと、学べ、近くに居てくれるうちに、吸収しろって、今は言ってるよ ネームバリューや、根回しでは 改革は出来ないってよ……… 私の父もよ 白旗上げてるわ、春に引退するわよ え？ 若い世代に任すって 疲れたって、言ってたわ 凄かったんだせ 迎賓館で、ノブが倒れたとき 様態はどうなんだ、入院させなくていいのか 見舞に行かせてくれ そうそう、なんとか御目にかかろうって奴ばっかだったわ ホテルに会場が変わって、文句言う人一人も居なかったものね 会わさないよ、そんなつまらない連中に そうよね ノブさん、お腹すいてない？ あ、大丈夫 ……私を、食べてもいいわよ へ？ おい、マリエ…… さっきもね、ノブさんのはでかいだろ、もっと感じたんだろ… ……尻までやらせやがってって、私を… 言うなょ ……くすっ、 感じたわ、中に出されて、震えたわって、言ったらね 五回よ、私の中に、春彦さん、そんなにするの、初めてよね 恥ずかしいから言うなっての！ 五回………ぁは、仲良しだね …まち子さん、二つ同時に入れてもらったんですってね へ？！ …してみたいわ、私も お、おい、マリエ 言われてるだろ！ ちゃんと彼女作るまで、セックス禁止って！ だってぇ… まち子、あいつ……… ……レイさん、綺麗じゃんか 春彦まで……… 菱和なら、困らねーぜ ヤクザの妹と、社主が結婚してもよ ん、マリエ、どうしたんだ？ …………我慢…出来ないかも… ノブさん、襲いそうよ か、帰るね、俺 逃げるの？！ だ、だってさぁ あっはっはっはっ、ノブがタジタジになってるよ 貴方のせいよ、こんな、淫乱になったの 責任取ってよね！ 春彦、頑張ってね 俺、もう、ムリ 流石に立たないよ 早く女作ってよ！ そうだよ、伴侶見つけろよ 悪くないぜ、そう言うのも と、とにかく、帰るね お邪魔さま 必ず抱いてよね！ 旦那の前で、何言ってんの？！ 俺ならOKだぜ 妊娠以外なら、なんでもな 変だよ、絶対… ノブの女抱かせろとか言わねーよ マリエで、楽しもうぜ あのねぇ、俺に女が居たとして、その娘はどう思う？！ ………黙ってれば？ 俺、そう言うの、下手だから、バレルよ レイさん、独占するかしら？ ん、わかんないけど 妹たちとも寝てるの知ってるんだし、 しなさそうな気も、するんだよなぁ 申し分ない、女性だよね そうよね、レイさんに、したら？ ………俺、苦笑いしてたんだ …………… 前へ |次へ |
|
作品目次へ 感想掲示板へ 携帯小説検索(ランキング)へ 栞の一覧へ この小説は無銘文庫を利用して執筆されています。無銘文庫は誰でも作家になれる無料の携帯・スマートフォン小説サイトです! 新規作家登録する 無銘文庫 |