《MUMEI》

夜月は俺の能力が分かったみたいだがもう遅い。

パチン!と指をならし俺は電気を放出した。

「やっぱりね。ピアスいじってたから電気じゃあないかなと思ったんだ♪」

だが、夜月は焦った様子を見せず、なごやかに話を続けた。

「気づくのが、遅かったな。まぁ避けられないだろうけど」

と、言った瞬間、夜月に電撃が当たり周りは煙で覆われた。

「俺に勝てるわけねぇーんだよ!」

と笑いを含めながら言い、その場から立ち去ろうとした瞬間

「え〜、もう終わりなの?クスッ、あんまり強くないんだね!」

と、クスクス笑いながら煙の中から夜月が俺の前に姿を表した。

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