《MUMEI》
同居?!
また、レイの熱が振り返したんだ

俺の、新しい部屋に、レイを連れていったんだ

躊躇したレイに

なんだよ、お兄さんが居たから、俺を部屋に入れたのか?

そう、言ったんだ

キッとした顔をして

舌勘で、死ぬからね

俺に、そう言ったレイ

寝てろ、外に出るなよ
鍵持ってても入れなくなるからな
必要なものを買ってくる

医者を、かたくなに断るんだ、レイ……
気難しい女だよな

…………戻ると、大人しく、布団に入ってた
衣服がたたんで、置かれてる
下着姿かな?

ふ、服のまま、お布団に入れないでしょ?

ん、ほら、パジャマ

え?

替えの下着も買ってきたよ

女性の?!

当たり前だろ…

は、恥ずかしくないの?

んなこと言ってられっかよ、
意地っ張りだから、家には戻らねーだろ?
ホテル暮らしでも、する気か?

……お金なら、あるもん

とにかくパジャマ着ろよ、隣の部屋に居るから
それと、これ
冷えピタ、それから、ポカリ、んで、体温計とタオル
氷枕作ってくるからさ
風邪薬も買ってきたけど、インフルには利かないぜ

寝室を出たんだ

氷枕を作ってるとき

ねぇ、ブラ、ないの?

って、言われたんだ

ねーよ、なくてもへーきだろ?
サイズとかわかんねーもん
白いシャツ着てろよな、綿だから汗吸うからさ

うん

ほら、寝てろよ



んだよ、背中触っただけだろ

う、うん

ほら、ベット行けって

うん

頭のせて、冷たいか?

………うん、気持ちいい

熱計ってみん

うん

…………ピッ

見せてみろよ
8度5分か、あるなぁ…
一応、風邪薬、飲んどくか?

うん………

隣に居るから、何かあったら呼べよな

うん

……………俺、リビングのソファーで寝たんだけど
なんか、気配を感じて起きたんだ

レイが、毛布を巻いて歩いてきたんだ
そして、俺の胸に頭をのせたんだ

レイ、風邪引くよ

起こしちゃった?

まだ、熱あるじゃん、水分とってるか?

こうしてたい………

レイ……

好きなの、怖いぐらい、ノブが、好きなの

なんだよ、とつぜん…

わかんないの……こんな気持ち、初めてだから

バージンじゃねーだろ?

うん、経験あるよ、この歳だよ

ベット、いこう

シャワーしてくる

ダメだよ熱あるのに!

やるんでしょ?

あ、………違う、話の流れがアレだったよな
恋愛してんだろって、こと
手、出さないからさ
安心して、寝なよ

……………一緒に、居てくれる?

うん

居なくならない?

わかったよ、悪かったって
ちょっと汗かいて、スッキリしたかっただけだよ

………抱っこして、つれてって

あいよ

…………寝るれかっての
添い寝じゃねーじゃん
抱きつかれてる

意外と、胸、あるんだなぁ、レイ…

立ってるの、ばれてるよな
レイのお腹に、触れてるもん

…………スースー、寝息が
レイ…よく、寝れるなぁ………

眠い、昨日も、寝てないし
その前も、車のなかで仮眠しただけだし…
なのに、超勃起

これって、拷問に近いよな………

……………





う、うん、ありがと……

前へ |次へ


作品目次へ
感想掲示板へ
携帯小説検索(ランキング)へ
栞の一覧へ
この小説は無銘文庫を利用して執筆されています。無銘文庫は誰でも作家になれる無料の携帯・スマートフォン小説サイトです!
新規作家登録する

携帯小説の
無銘文庫