|
《MUMEI》 し、死んでる、ユウサクさん、死んでまっせ！ 竜也の側近だった男が、息絶えてた 話し合いには応じないって、事か 良かろう 竜也もろとも、潰してやるさ 仲間を思いやらない奴に、明日はねー 麻薬は警察を本気にさせるぜ 竜也の組も、終わりだな 温いな、竜也はそんなんで、潰れねーよ ほざいてろ おい、警察に流せ 先ずは黒田を叩く は、はい 行け！ はい 男が一人、出ていった レイを返してやるよ 現金で５００億、振り込め なぁに、先に帰してやるからよ…… 不適な笑いを浮かべ、ユウサクが言ったんだ まさか、すでに殺されてるんじゃ… ユウサクに、殴りかかったんだ うぐぁっ！ ………景色が横になってた ホコリだらけの床に頬を打ち付けてたんだ 蹴り？ ………弱いな、お前 ぐあっ！ 撃たれた肩を踏まれた 電話に出ろよ また、連絡するからよ レイなら、上に居るぜ、じゃぁな ズドン！ うぐぁっ！ 腹を、蹴られた 奥の部屋から、女が出て来た 二人…… ユウサクを含め、男は四人 その中の一人は死体だ 出ていった男が一人居たな ６人か 他に、仲間が居るかもしれねーが、今は６人……… レイ……生きてろよ…… くっ、 奴等を追い掛ける必要はない 連絡してくると言ってた 金か…… 思考が、鈍いな 出血か……急がなくちゃ レイ… …………… 前へ |次へ |
|
作品目次へ 感想掲示板へ 携帯小説検索(ランキング)へ 栞の一覧へ この小説は無銘文庫を利用して執筆されています。無銘文庫は誰でも作家になれる無料の携帯・スマートフォン小説サイトです! 新規作家登録する 無銘文庫 |