《MUMEI》

菱和電子、横浜工場か
金村の、手中の会社だな………

静かなもんだな………

時間は、深夜の1時過ぎ

明かりの付いてるオフィスに向かったんだ

扉を開けると、なかなかどうして…

どうした?

俺の言葉に

お前を待ってたんだ
お前の判断が、必要なんでよ

竜也が、言ったんだ

先に行っとくぜ
この工場には、爆弾が仕掛けてある

ユウサクの言葉

画面には、意識のない、レイが、犯されてるシーンが写し出されてた

有名人になれるぜ
これで、黒田と神谷は仲たがいだな

なるほどね、桜田は、動いてたんだな

俺の言葉に

さぁね、だが、構図は変わるだろうよ

ユウサクが、ほくそ笑みながら言ったんだ

反逆者が出たようですね
桜田の本家が、謀反者を追いかけてます

そう、まち子が言ったんだ

まち子、外へ出てろ

構いません

子供が泣くぜ

伝えてあります
母は、いつ死ぬかわからぬと

…………そうか、なら、始めよう

俺の言葉に

金は用意したのか?
こんなものが流れたら、黒田は笑い者だよなぁ
気持ちよかったぜ、竜也、お前の妹のマンコはよ
タップリ出してやったよ
くくっ、側近に裏切られ、そいつに舐めまくられてたぜ
くくっ、
笑っちまうよなぁ
肛門から使ってやがったよ、くっくっくっ

構わんぜ、流せよ

冷たい兄貴だねぇ
ほら、見ろよ、免許証も写ってるぜ
組織は警察に潰され、妹もこんな悲惨な思いをよ…

ニュース、見てねーのか?
そんなゆとりもねーってか………

竜也の言葉に、怪訝な顔をした、ユウサクだった

下品なビデオ流してないで、テレビにしてみなさい
その間、ノブ様が、待ってくださるそうよ

まち子が言ったんだ

………………

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