《MUMEI》
小さな出来事2
かっ階段から落ちる覚悟を決めた。その時・・・


パシって腕をつかまれた。


誰?あたし助かった?


「ごめん!大丈夫?」

「あっはい」


誰?ネクタイ青・・・ってことは沙月と同じ学年だよね?


「本当にごめん!怪我してない?」


「だっ大丈夫です!!助けてくれてありがとうございます。」


「海〜早くしろ」


この声は・・・もしかしての・・・・・


「沙月!?」


「美亜!海がぶつかったのは美亜だったのか」


「沙月の妹?」


「あぁ・・・一応」


まさか沙月の友達とぶつかったなんて。

「俺、海。本当にぶつかってごめん!これからよろしく!」


「あっ・・・美亜です。怪我してないので大丈夫です。これからよろしくお願いします。」


「美亜ちゃんか。じゃあまたね」


そう言って2人は去ってしまった。


「美亜!!大丈夫?」

「瑠羽・・・」


海くん優しかった。なんか心臓ドキドキしてる。これって・・・

「一目惚れした・・・」


「えっ!?」


「どうしたらいいんだろう?」


ん?待てよ・・・沙月の友達だったよね?ネクタイ青だったし・・・

「いいこと思いついた!!!」


「何?」


ここは沙月に協力してもらうしかない!

前へ |次へ


作品目次へ
感想掲示板へ
携帯小説検索(ランキング)へ
栞の一覧へ
この小説は無銘文庫を利用して執筆されています。無銘文庫は誰でも作家になれる無料の携帯・スマートフォン小説サイトです!
新規作家登録する

携帯小説の
無銘文庫