《MUMEI》
プロローグ
私は今、先輩を待っている。

部活が終わってこっちにむかってくる先輩の姿が見える。

私には目もむけないで、フツーに通り過ぎていく先輩。


「ねぇ先輩、今日も一緒に帰りましょぉよ!」

「あ?」

先輩が不機嫌な顔でこっちを見る。

「お前なんかと誰が帰るか、バァーカッ!」

「何でですかぁ?この前は一緒に帰ったのに!」

「あれはただお前が勝手についてきただけだろっ」


そんなこといいながら私たちは一緒に帰る。

そんなこんなで私たちは付き合っています♪



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