《MUMEI》
美女と学園王子
「ごめんなさい…あたし好きな人がいるんです!」悪いけどアンタみたいな男…いや、松本悠(ゆうちゃん)以外男としてみてません。
「好きな人いるの??」
「うん…」
「誰??」誰にも言わないんだから…
三年間あたしの胸だけに納めてきた…
「ごめんなさーーぃ!!」
逃げ足は速い…小学生のときは短距離部入ってたんだから!
桜井澪(あたし)は、華のjk1年生
恋する乙女じゃぁぁーぃぃ!
「アンタあの森川誠ふったんだって?」
「う、うん…」森川誠…学園でも有名なイケメソだ…
「今までコクられなかったのが不思議だよね〜!確かに澪すごく可愛いし、」
「朱里!!あたし男なんか興味ないから!」
「でたぁー自称レズ発言!!」
「う、うぅぅ」これも、ゆうちゃんのこと好きってばれないためのカモフラージュ!親友の朱里さえしらない…
「ふふ、好きな人がいるってふったんだって?」「ぁぁぁ」なんで知ってるのー!!
「私が知らないとでも?悠のことなんか捨てて王子につきなさいよ」
「あたしは…別に悠のことなんか…!」
そかぁ、朱里にはばれてたか!鋭いあたしの親友
「澪は悠が好きな一途な自分がすきなのよ」
「え?」

「悠だって彼女いるんだし、いいじゃかい」
あたし…悠のこと、好きだよ?
「で、でも…」でもぉぉぉ…



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