《MUMEI》
▽
「ンッ…ふぅ…チュク…」
俺は裕斗を腕の中に入れ、夢中で唇を塞いだ。
「おい、何で電話出ねーんだよバカ…、ふざけんなよ…」
裕斗を抱えもつれ込む様にソファに沈める。
白い首筋に舌を這わせると淡い香水と共に、裕斗の甘い声が漏れた。
「はあ…たか…はぁあ…、ンッ…、ダメ…、誰か来る…よ…、ぁっ…」
裕斗は腕を突っ張り抵抗するが、俺の力にはまるで敵わない。
「知るか、なあ、お前が欲しいよ」
俺はシャツの下から手を滑り込ませ、
裕斗の素肌に触れると、硬い腹、胸を露骨に撫で回しだした。
「ンッっ、擽った…はぁぁ…、も、ぁっ」
米粒の様な小さな乳首を爪先で掴み、
引っ張っては離すと
裕斗の無駄な抵抗は綺麗に失せ、こっちがびっくりする位溶けだした。
「それ…あぁっ…、
弱い…、ンフッ、ぁはぁ…、隆志ぃ」
俺の背中に裕斗の腕が回され、俺のシャツをきつく握りだした。
俺はシャツから手を引き抜き裕斗を力いっぱい抱きしめて…
「ンフっ…、ふぅっ…」
再び、深く唇を重ねた。
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