《MUMEI》







「ンッ…ふぅ…チュク…」




俺は裕斗を腕の中に入れ、夢中で唇を塞いだ。





「おい、何で電話出ねーんだよバカ…、ふざけんなよ…」



裕斗を抱えもつれ込む様にソファに沈める。




白い首筋に舌を這わせると淡い香水と共に、裕斗の甘い声が漏れた。




「はあ…たか…はぁあ…、ンッ…、ダメ…、誰か来る…よ…、ぁっ…」



裕斗は腕を突っ張り抵抗するが、俺の力にはまるで敵わない。

「知るか、なあ、お前が欲しいよ」




俺はシャツの下から手を滑り込ませ、
裕斗の素肌に触れると、硬い腹、胸を露骨に撫で回しだした。



「ンッっ、擽った…はぁぁ…、も、ぁっ」


米粒の様な小さな乳首を爪先で掴み、
引っ張っては離すと
裕斗の無駄な抵抗は綺麗に失せ、こっちがびっくりする位溶けだした。





「それ…あぁっ…、
弱い…、ンフッ、ぁはぁ…、隆志ぃ」



俺の背中に裕斗の腕が回され、俺のシャツをきつく握りだした。




俺はシャツから手を引き抜き裕斗を力いっぱい抱きしめて…

「ンフっ…、ふぅっ…」





再び、深く唇を重ねた。

















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