《MUMEI》

………ずっと、起きてたの?

熱、下がってる、良かった
でも、7度あるから、寝てた方がいいよ

……逆だよね、身の回りのこと、私がしなきゃ、ならないのに

何か食べれそう?
お粥作るね

いいわよ、私がやるから、何も食べてないでしょ?
お腹空いてるよね

寝てなよ、俺、適当に食べたから

そう、なの?……

うん

嘘だ………

レイ、寝てなきゃ

キッチンに行ったレイが

何も食べてないじゃない?!
目の下クマ出来てるわよ!、何で、寝ないの?!

なんか、勿体なくてさ

…………ノブ…

居なく…なるんだよね?

…………近くに、居るよ

遠いよ………

わ、私の何がいいの?
女に不自由してないでしょ?

………抱きたいって、思う女はね
でもさ、抱かれたいって思う女は………

ノブ!

ごめん………

レイに、背を向けたんだ
そして、慌てて顔を洗いに行った

泣いて、どうする
バカか、俺は

楽しくしてよう、僅かな時間を

情けない顔見せたくないよな…

ノブ…

来るなよ、見ないでくれ…

……………ノブ

頼むよ………甘えたくなる、
笑うから、少しの間、向こうに…

ノブ!

…………情けねーよなぁ…
守れなかったんだよな、俺………なのに…

振り向かされたけど、レイを見れなかったんだ

……………一緒に、寝よう

手を取られた

ベットに逆戻りだ

………レイの温もり

でも…………

………眠れないの?

…………言葉が、出ない

私、熟睡しちゃった

うなづいた

……………貴方が居てくれたから…
離れようと、思ったのに……

レイの細い指が、俺の頬を撫でたんだ

ねぇ…そんなに、私が好き?

突然、レイが、そう言ったと思ったら

キスされたんだ

レイの舌が、俺の口の中を……

おとなしくなさいね

レイ?!……な、なにを

何人にも、やられたゃった身体だけど、まだ、使えそうかな?

あ………うっ、あ

んっ、どう、私の、入ったよ、ノブのが

レ、レイ…

出して、そしたら、眠れるよね?
それから、いっぱい話そう

私、ノブが欲しい、ノブ、私に甘えて

うっ、あ、出ちゃうよ

溜まってるんでしょ?
出しちゃって

そう言ったレイが、また、キスをしてきたんだ

……………

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