《MUMEI》
日常と成りつつ有る非日常
初めまして
僕は九条院家に使えます島崎 愛璃で御座います
以後お見知り置きを

ただ今ご主人しゃまっ;失礼咬みました。
ただ今ご主人様で有る九条院悠様を起こしに行って参ります。

愛「ご主人様お目覚めのお時間と成りましたので早くお召し物を変えご支度を……」

深くお辞儀しながらお馴染みの機械じみた言葉を言うのです
悠「んぅ〜、今何時なのぉ〜?」

眠そうに布団にくるまった侭眼を擦りながら聞く悠様、なんと愛らしいのでしょう。っと脱線しましたのです。

愛「ただ今午前6時30分45秒に御座います」
正確な時間を言う

悠「あと30分〜」
毎度お馴染みの台詞。
最初の頃言われた通り30分後に起こしたら慌てた癖に懲りないのでしょうか;
愛「駄目です」
はっきりと言い放ち起こしに掛かる
まず布団を剥ぐ

悠「やぁ〜」
なんと愛らしいソプラノ声をっと
そして次が非日常的なやり方
そう悠様の耳を
カプ
悠「ひあっ」

嗚呼、また何とも愛らしい声を……ゴホン

クチュ

悠様を僕の小さいながらも力強い腕で押さえつけ行為を続行です
悠「ひゃんっ!!起きるからぁ止めてぇ;」
チッ
愛らしかったのに
悠「夜覚え時なよ」

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