《MUMEI》
続き。
『…で、写メを消す条件はなんだ?』

テーブルに珈琲を出しながら、不機嫌そうに聞かれた。

『ん、あのね先生、一回ヤらせて?』

『あ゙ぁ??』

『俺ね、一回同性とヤってみたかったし!あと、興味あんだわ!先生がどんな風に喘ぐのか?』

そう単刀直入に答えれば、眉を潜め溜め息をつく箱崎。


『一回だけ…』

念を押した後、ベッドに腰かけて待つように言われた。

サイドの引き出しから、ローションとゴムを取り出し、俺の元へ近付く。


ベルトを外されズボンの前を寛げ下着も下げられ俺自身を触られる。


『ヒュー、先生てば積極的ィィ〜』

『…黙ってろ。』


眼鏡をサイドテーブルに置き、綺麗に撫で付けられていた黒髪を乱雑に乱す。そうするだけで、普段のクールで真面目な箱崎先生のイメージが覆される。

…結構\、綺麗な顔してんだな。なんて余裕で眺めてたら…


『ンッ、あっ…』

箱崎が手で俺自身を扱き出した。と、同時に箱崎も下半身を晒し、慣れた手付きでローションを掌に垂らし、自らの後孔を解し始めた。

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