《MUMEI》 レイを連れて来い、か めんどくさそうだな ランボルギーニの助手席に、レイを乗せてた 場末感漂う雑居ビル ミオさんが、出迎えに出てきてた レイと、何か話してた ノブ、ランボルギーニにしたの? ミオさんの声が後ろからしたんだ ん、似合うだろ? 振り向き、笑顔で言った俺に 哀しそうな目で見つめられ 似合わない そう、言われたんだ …………オフィスのような部屋に入ると ケイコが、お辞儀をしてたんだ 悪いな、呼び出して 竜也が言ったんだ マサヤか居た 制圧してある、って言うかよ みんな逃げ出しちまったようだ…… 竜也が言ったんだ あっそう、で、用件はなに? そう言った俺に お話し中失礼いたします 私くしの前で、情報を頂いたので、つい、助けてしまいました ケイコが、俺に言ったんだ うん、で? にこやかなのは、俺だけだ みんな、暗いって言うか……… 処分、聞かねーとよ 竜也の言葉に 俺、関係ないじゃん そう、答えたんだ 逃がすと、また、よ 逃げるって、あの国にか? だろうな、まだ、資産があるから殺されねーよ 大善とは違うさ 良いんじゃね? ノブ………何を考えてる?! 戦争をする気か?!他国と… 必要なら、ね、行けよ、お前は自由だ マサヤを見て、そう言ったんだ …………… 前へ |次へ |
作品目次へ 感想掲示板へ 携帯小説検索(ランキング)へ 栞の一覧へ この小説は無銘文庫を利用して執筆されています。無銘文庫は誰でも作家になれる無料の携帯・スマートフォン小説サイトです! 新規作家登録する 無銘文庫 |