《MUMEI》

それからは、死ぬかと思うくらいのイジメだった。
でも、一変した。

ある日、モテ男君が私がイジメをされている事を気づき、園田さんと付き合い始めた。

り「私はもう辞めるね。付き合えたし」
紗『・・・』
由「何あれ。自分が得したら仲間とか見捨てる訳」

夏野さんは小声で口にした言葉は恨みが込められていた。

由「ねえみんな。次はりずちゃんにしよ。
神崎さんも協力してよね」
紗『私は嫌だなぁ。痛みも何も全部経験したから、
見てるだけでも辛いと思う。』
由「つまんないの」
「「由莉奈ちゃん行こう」」
由「はぁい」

私は怖くてその場でしゃがみ込んでしまった。
なぜなら、今までやって来た事をすべて無しにして、
次にターゲットを変えるって事を目の前でされた。

それからは園田さんがイジメられるようになった。
私のように。

これが私のトラウマになった。

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