《MUMEI》
断片的な記憶
目が覚めると、みんなが居たんだ

また、泣いてる…

お帰り、ノブ………

まち子まで

ノブ兄!

アサミ………

良かった、私がわかるんだよね?

アサミが抱きついてきた
そっと、頭を撫でたんだ

そしてら、アサミ、急にキスしてきて…

な、なにやってんのよ!

レイが、怒ってた

わたし、まだ、認めてないよ!

………わかってるわよ…

なんの、会話だ?

ノブ兄

ど、どしたんだよ、イズミ

イズミが、俺の手を取って、自分の胸に宛がってたんだ

ノブ兄、ちゃんと立ってるよ

アカネが、俺の股間を触ってた

良かった、本当に、良かった…

まち子が泣いてる、俺が勃起すると、良かったなの?

心配いたしました、実家はしっかり守ってあります
いつでも、お帰りくださいませ

アカネの母が、泣いてた

ドクターが、診察したいと
混乱をさけるために、退出していただきたいのですが?

伊藤さんが、通訳してたんだ

……身体のことを聞いた…

自律神経を、おかしくしてたと……

心臓を、止めた?
通訳が変だろ、止まったなら…

貴方は自分の意思で止めたんです

レイを見た、

うなづいてた

………断片的な記憶を探る……
頭痛がした…

今は、わたしの言葉わ聞いてください
考えるのは後にして…

………そう、告げられたんだ

………………

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