《MUMEI》

マサヤ、拳で殴られてた
ケイコに……

顎を押さえてる、マサヤ

折れてたってよ、お前に握り潰されてさ

竜也が言ったんだ

あっそう

軽く流した俺に

お詫びのしようも有りません
ですが、貴方に殺されるまで、精一杯生きてみます

ケイコが、そう、俺に話し、深々と頭を下げたんだ

マサヤも、それに倣ってた

生まれてから、ずっとヤクザでしたから、
他のことは、何も出来ないんです
竜也さんに、シマを借り、デリヘルを営む事になりました
薬は、手を出しません
次に手っ取り早いのは、女を売る仕事ですから

ケイコも、売るの?

そう聞いた俺に

私は商品価値も有りませんから…

いくら?

テーブルを跨ぎ、ケイコの、前に行ったんだ

ねぇ、いくら?

あ、神谷さん

本当に、濡れてんの?

ぁぁ………

ケイコが、マサヤを見てた

姉と弟で、愛をはぐくむ気になったの?

は、はい、………

そう、……本当だ、濡れてるね…

んっ、あ……

なぁ、ケイコ……

な、なんでしょうか?……

はね除けないの?、俺の手……遠慮がちに、押さえてるけどさ

……………逆らえ、ません…から……

そうなの?、じゃぁ、やらせてよ

ダメ!、それは………

中に…出したいなぁ……

ゆ、許してください…

どうして?

………こんな、身体でも、マサヤに操を…
んあっ……

仕返しだ……レイに、こうしたよな?

ぁぁ………

わ、私濡れてないわよ!

レイの声がした

俺を騙して、ここに来させやがって……

んんっ!

ノブ!、なにキスしてんのよぅ!

くちゅ、くちゅ、くちゅ、

んんんっ!

ふうっ……少し、気が済んだな…
んー、エロい匂いだね、ケイコ、味わ……

指を舐めたんだ

ん、悪くねーな

ぁぁ、んっ

ケイコが、股を押さえたんだ

姉貴、姉貴ぃ!

…………やられちゃう、どうしよう、神谷さんに、やられちゃうわ

か、感じてんのかぁ?!姉貴……
こ、こんなに……濡らして…姉貴、姉貴ぃ!

ぁぁぁ、こんな、の、久しく……ぁ

女ね……ノブくんの魔力に、魅了されたわね

止めてよね!、ノブ!
次から次と女とヤるの!

生きようとしてるケイコは、儀礼的だよなぁ

そ、そうだな、俺も、やりてーかも

竜也!、親戚よ!

ミオさん、そう、叫んでたんだ

……………

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