《MUMEI》
出会い
 
田中 璃湖 高校一年生

今日から、この聖桜学園に転校してきた。

さっそく、職員室に、、

ドン!!

『あ、、ごめ、、』

『君、転入生?』

『あ、、はい。』

『俺、阿部辰也!宜しくな!』

何だ、この顔は、、!整いスギやんか!
ここ、漫画の世界ちゃうで!!

私がボーっとしてると、
『まさか、一目惚れ?』

あ。。だめだこいつ。私が苦手なタイプだ。

『い、いや!冗談だから!!そんな顔しないで!』

私は無意識に、怒った顔をしてたらしい。

『じゃあ、またね!』

もう二度と会うつもりは無い。

、、と思ってたのに、、

担任「今日は転入生が来てる。じゃあ、自己紹介を。』

『田中璃湖です。宜しくお願いします。』


『んじゃ、田中は、鈴木の後ろだ。』


キーンコーンカーンコーン
そして、休み時間になった。


『久しぶり。』

あいつがいた。。


まさか、こんなことになるなんて思いもしなかった。


『さっき会ったばっかじゃん。』

『まあまあ、そんな怒んないで!仲良くしましょ。』

それだけ言ってあいつは、どこかへ行った。

やっぱりあいつ苦手だな、、




そんな中、私は鋭い視線になんて
気づかなかった。



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