《MUMEI》
始まった
  この作品は、特定の個人、団体等とは一切関係しておりません。っと始まったこの物語、主人公はいま生徒会室で本を読んでいる。外見の特徴は、銀縁のメガネをかけて制服はスタンダード、顔質はまあまあ、ほほのニキビが気になる程度。
  「こんな説明はいいから早く始めてくれませんか作者さん」と天井に向かって話をする少年がうるさいので話を進めよう。彼が黙々と放課後の時間を本に費やしていると、会長の彼が現れた。
  「後輩っ、こんなところに、独りで君は本当に悲しいやつだな」と苦笑いして入ってくるのは現会長の、佐藤 健(17)彼は主人公、近藤 久士(16)よりも顔立ちがよく性格も熱血な、まさに小説で出てくる主人公のような人物だ。
  「悲しいったって悲しくありませんよ、だってほらあそこに先輩のファンの子達がいるじゃないですか」と久士くんの指の先には、たくさんの女子高生が窓の外から覗き込んでいる。目を健くんから一切目を離さない、それに対して佐藤くんは彼女らに微笑みを渡す。こんなことをやっているからつけあがるんだよこのリア充が死ねっ!
  「そんなことを言わないでくださいよ作者さん。彼女らは彼女らの気持ちで行動してんだからいいじゃないですか。」とこのイケメンはすまし笑顔をこちらに向ける。私がこのような事を言っているあいだに、女の子が一人入ってきた。
  「先輩また彼女らですか?まわりのふうけいが見えないんでどっかやってくれませんか?」と入ってきたこの可愛い女の子、ロングで顔が整っている最強の普通ちゃん、川崎 美鈴、普通すぎるのでみんなからノーマルとか呼ばれている。
  「殺すぞ作者、生きていたいんかワレーーーー」とすごい勢いでこっちに来るたった助けてーーーーーーーーーーーーーーー。
  「川崎さんそこら辺にしておかないと、この小説進まないんで落ち着いたほうがいいよ」ありはとうひはひはん。
  「そうだぞっ、こんな人間のクズでも生きてる価値はあるんだ。」とわはひにいうこんはひといこというなんね、世界観を変えてやるーーーーーー。
  「「「1話目からなにやってんだーーーー」」」まばゆい光とともに彼らは消えていった。
  

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