《MUMEI》
続き。
………集会場。
*アニキ視点


『おーータケ!お前遅かったな。なんか総長がお前を呼んでるってさ。』


『…………?』

…困った。タケに余計な事するなって言われてるんだが……行かなきゃ怪しまれるか。仕方なく仲間に連れられて、総長の元へ行く。


『総長、タケを連れて来ました!』

集会場の奥の部屋に総長はいた。仲間は俺を部屋に通すとそそくさと出て行ってしまった。

…あ、ちょっ待て。お前が居なきゃバレるじゃないか。焦る俺の前に総長が現れた。


『よぉ、来たか!タケ』


『…ッッ!!!!』


…姫来たよ!な、なんで。こんな人が暴走族の総長やってんだ?ヤベッ、スッゲー好みなんですけど…マッジど真ん中、ストライクゾーンですがな…。

実は、俺…男性にしか欲情しないんですけど。タケに頼まれて集会来る事になって、ウキウキハッピーだったのに(顔に出ないタイプ)、更に運命の出会いが待ってたなんて…マジ鼻血吹きそ。

『ん?どーかしたか?ま、話と言うのは、今夜お前に集会のケツを持って貰いたいんだ。どーだ?やってくれるか?タケ?』


『……は?』


…な、な、なんですと?今、この方なんとおっしゃいましたか?ケツ?ケツを持てと?

…いやいや、待て待て。そんな美味しい話があるはずがない。


『お、俺なんかが…も、持っていいんでしょうか?』

おずおずと聞けば、総長はにっこりと天使が如くキラキラ笑顔で、お前しか居ないと答える。


…ブハッ、神様ありがとう!タケ様ありがとう!に〜ちゃんは今夜男になります!


*ここで総長とアニキの会話に重大な勘違い発生中です。

総長…ケツを持つ。族用語。バイク走行の最後尾を走り、敵などからチームを守る役割の事。

アニキ…ケツを持つ。読んだまんま、尻の面倒を見る事。


『で、では…持たせていただきま〜〜す!』

ガバッ!と総長を押し倒す!総長は何故か抵抗するが…常々鍛練を怠らない俺の腕力には敵うまい。鍛えておいて良かったぁ!

『ひっ…タケ、なにを…あっ、ひゃっ…』

腕の中の総長の抵抗が徐々に弱まり、息が荒くなる。

『総長、安心して下さい。俺が責任持って、今夜総長のケツを持ちますから…』

『タ…ケ、意味…わか…んねぇっ…っはっ、どこ触っ…んっ、ひゃっ』



……………………………



集会開始時刻になっても姿を現さない総長を迎えに来た幹部の仲間は、総長の部屋のドアの前で固まっていた。


『あっ…んんっ、良いぃタケ…あっ…らめっ、そこばっかり…』


中から聞こえるのは艶かしい総長の声。異常事態に、その日の集会は中止となった。

その後、総長はアニキのテクに堕ち、アニキと付き合う事になり、俺は総長のオトコの弟となってしまった。


…アニキよ、余計な事…するなっつったろ〜が。


『まぁまぁ、タケ。結果オーライって事で』


幸せオーラ全開のアニキを見て、脱力するタケでありました。



……………………………


あぁ、また性懲りもなく変な話を。一応、お題に合ってますかね?←不安

お粗末&下品でしたらごめんなさい。

読んで下さった方、ありがとうございました。

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