《MUMEI》

高いって言っても、私が見上げる程じゃない。
見上げる程だったらもっと嬉しいけどね。

慧「君さ、背ぇ高いな。」
真『え!!あ、うん。』
上「なんだよ慧。惚れたか?」
慧「!!上田!!」
上「ごめんって」

彼の名前は槙沢 慧(マキサワ ケイ)と言うらしい。
早速ケー番とメアドをGETした。
ていうか、槙沢くんからくれた。
もう、超嬉しいんですけど!!
でも、問題が一つあります。
それは、ここにいる私に告白した可愛い男の子がいじけてること。

真『仕方ないじゃん。彼は私の王子なのよ』
空「俺がいじけても仕方ないじゃん。真亜ちゃんは俺のお姫様なんだから」
果「そりゃそうだ。」
真『果穂!!』

私は槙沢くんのお姫様になりたいの。
ごめんね。天野くんのお姫様にはなれない。

「赤崎さん。呼んでるよ。」
真『え?あっ槙沢くん!!/////』
空「ぷぅ」

天野くんったら可愛い。
弟だったらなんでもしてあげたかも。
顔も可愛い顔してるんだよね。

慧「赤崎さん。あの可愛い男の子誰?」
真『あ〜。私に告白してきた男の子だよ。』
慧「え!!じゃあ彼氏?」
真『ううん。ちゃんと振りました。』
慧「よかったぁ」
真『え?』

前へ |次へ


作品目次へ
感想掲示板へ
携帯小説検索(ランキング)へ
栞の一覧へ
この小説は無銘文庫を利用して執筆されています。無銘文庫は誰でも作家になれる無料の携帯・スマートフォン小説サイトです!
新規作家登録する

携帯小説の
無銘文庫