《MUMEI》
神風怪盗ユノウ
「いたぞ。怪盗ユノウだ。」「御用だ。」

御用だ。って今の時代に…。

はじめまして、私は世間を賑わす怪盗、神風怪盗ユノウ。今は相棒の天使ネルと一緒に、怪盗のお仕事をしています。怪盗のお仕事とは後で詳しく教えるね…。

しばらくするとネルが、「ターゲットはここみたい。…気をつけて。」こう言うといかにも何かを隠している様な扉を開けた。するとネルが、「…ターゲットはあれだよ。」指を差した物を見ると、土で作った芸術品(?)らしい物から、ドス黒いオーラが溢れていた。しかし、芸術品(?)の前に歳は50ぐらいの黒いオーラを纏った男が、利き手に包丁を持って立っていた、私に気付くと奇声をあげて襲って来た。

三回攻撃を避けると、私は神風怪盗ユノウに変身する時に使う十字架から、料理で使う麺棒を取り出した。しばらく麺棒で包丁とのつばぜり合いをすると、一瞬隙が出来た。包丁を持った手を攻撃すると、包丁を落としたので、胸元に全力を込めた一撃を入れると、気絶した。

邪魔する相手がいなくなったので、十字架からピンを取り出して、「チェックメイト!」こう言ってピンを芸術品(?)に投げると、芸術品(?)に取りついた黒いオーラが、悲鳴をあげて消えた。

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