《MUMEI》 コンビニの駐車場から見てた 救急車で運ばれる男、あのバカだ 生きてんのか?、担架で運ばれてたな バカだから、妹に刺されたとか話すだろうな …………奴の隙を見てアドレスもコピーしたから、妹の電話番号、あるかも これかな? 番号通知で掛けてみた 出ない………警戒してるのかも… しつこく掛けてると、出たんだ、けど、何も話さない、もしもしすら、無いんだ 逃がしてやるよ、明日の朝まで待つ その気があるなら、電話してきな 地元に居たら、捕まるぜ そう話して、切ったんだ さて、掛かってくるかな? その日、母親は店を開けてなかった 明日、この街を出るか あのバカの妹、わりと可愛かったなぁ 顔はそうでもないけど、さ やりてぇよなぁ、 そんなことを考えてたんだ 前へ |次へ |
作品目次へ 感想掲示板へ 携帯小説検索(ランキング)へ 栞の一覧へ この小説は無銘文庫を利用して執筆されています。無銘文庫は誰でも作家になれる無料の携帯・スマートフォン小説サイトです! 新規作家登録する 無銘文庫 |