《MUMEI》
――― ―。
クチュ…クチュ…






「はあ…、ぁっ…」


自分で密部に指を入れて、中に出された精液を掻き出す。





これしないと自然に垂れてきたり腹の調子が狂う。






何度も水を流しては、思わず漏れてしまう声と、淫らな音をごまかして…。







むきになって掻き出しても全然取れきれない…




ウォシュレット機能が故障している便座に、めっちゃ恨みたくなる。







これからボクサー一枚になって何度も人前で衣装を交えなければならないのに……。








「もう、はは…、笑える……」











――なにやってんだ俺。




――めっちゃ笑える。

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