《MUMEI》 兄、今日も気ままに朝の日照りが俺を指している。正直、眠気は去っているのだが、俺はあえて寝たふりをしている。なぜって?そりゃり… コンッコンッ 「お兄起きてる〜?」 さっそく来たようだな、我が妹1号よ、お兄ちゃんはまだ寝ているぜ? 「お兄入るよ?ってもう、まだ寝てるの?朝だぞ〜起きろ〜」 「お…起きないと、キ…キスしちゃうぞ………」 少し沈黙の後、何かを決したかのようにこちらに顔を近づくけてくる。よし起きるか。 バサッ 「おはよう」 「ひゃう」 「キスしたかった?なんならするぞ?」 みるみる内に顔が赤くなってくる。ホント可愛いなぁ… 「お…お…」 「お?」 「お…お兄のバカァァァ!死んじゃぇぇぇ」 「ぐぼはぁっ」 朝から、凄まじい蹴りをくらってしまった。可愛いからゆるすが、これは、スゲーきいた。 次へ |
作品目次へ 感想掲示板へ 携帯小説検索(ランキング)へ 栞の一覧へ この小説は無銘文庫を利用して執筆されています。無銘文庫は誰でも作家になれる無料の携帯・スマートフォン小説サイトです! 新規作家登録する 無銘文庫 |