《MUMEI》 朝の一撃より、むくれて部屋を出て行く妹1号ことななを見送り、制服に着替える。 「ななのやつ、また蹴りが強くなったなぁ…」 痛いことに、何度もからかってたせいか、蹴りの強さが上がっている。パンチラを見る余裕さえ、最近はなくなった。 一階に降り、すぐに妹たちの下へと向かう。 「結衣、おはよう。今日も可愛いぞ!愛してる。」 「あ、お兄ちゃんおはようございます。私も愛してます。」 「キスしてやる」 結衣に近づく。結衣に近づく。結衣に近づく。結衣に近づく、結衣にちか… 「ふぼぁ」 ななの蹴り炸裂。俺は為す術なく倒れた。 前へ |次へ |
作品目次へ 感想掲示板へ 携帯小説検索(ランキング)へ 栞の一覧へ この小説は無銘文庫を利用して執筆されています。無銘文庫は誰でも作家になれる無料の携帯・スマートフォン小説サイトです! 新規作家登録する 無銘文庫 |