《MUMEI》 幼馴染み「ゆ、祐輔…」 私の目の前にいたのは、幼馴染みの、中河原祐輔(なかはら ゆうすけ)だった。 「何でって…泣いてたから追いかけてきた。」 祐輔…心配してくれてたんだ… ごめんね。そしてありがとう 「ご、ごめんね!心配かけて。でも、もう大丈夫だから!」 笑ってごまかした。 でも、それに祐輔は気付いて… 「無理…すんなよ。何かあったら言えよ。」 心配かけてごめんなさい祐輔… ギュッ 「!?」 祐輔が抱きついてきた。 それか私の胸の傷を少し和らげてくれたように感じる。 「少し…少しの間だけ、このままでいさせて。」 「………うん」 キュッ 私は、祐輔を軽く抱きしめ返した。 前へ |次へ |
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