《MUMEI》
大切
『神』

これは…現実か?
いや。夢であってほしい。
今、俺の目の前で…
るなと…幼馴染みの、何だったかな…あ、祐輔。
が…抱き合っている…

俺に気付いた祐輔は、こんなことを言う。

「少し…少しの間だけ、このままでいさせて。」

断ってくれ。
離れてくれ。

すると____________

「………うん」

ま、まさか…
るながふりきらないなんて…

『るな』

どのくらいの時間がたったのだろうか…?
小さい頃から一緒にいた、祐輔。

心から信じれるゆういつの信頼者。

祐輔といると心が和らぐ。
いつも、そんな感じがする。

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