《MUMEI》
楽しみ
「勇斗っ」
リビングに、美雨はいる。
目を開けていないで。
「おぅ。」
「あのね、今日………」
こんな感じで今日のことを話す。

なのに、家のことは言わない。
捨てられたのだろう。
可哀想にな。

「勇斗?」
「どうした」
「何か………荒れてるよ?大丈夫?」
「そうか?特にないが」

美雨は近くの高校に通っていた(?)女子高生。
生徒手帳で名前が分かった。
警察に行こうとしたが、美雨は拒否した。
帰りたくないと言って。

美雨は明らかに、中学生だ。
背は小さいし、細いし、胸ないし。
俺のタイプじゃないな。
なのに、こいつはヤバい。

ヤバいのは、風呂に入れているときだ。

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