《MUMEI》
彼氏の名は、ハルキさん
ヒトミちゃの彼氏さん
学年はひとつ上だ

ハルキさん、嫉妬します?

突然聞いた俺に

普段はしないよ

と、かっこ良い答えを、でも

よく言うわよ、泣いたくせにぃ

ヒトミ、話すなよ!

わたし、聞いてますよぅ

トウコちゃん……

諦めなさい、ハルキ
タクヤさん、あのねぇ、卒業式の後、クラスのみんなで集まってたの、
酔った男子が私にキスしようとしたのよ
……触られちゃってね、ひっぱたいてやったの
ハルキに話したのね、どこ触られたんだよとか……くすくす…

止めてくれ、ヒトミ…

仲良くするなら、恥も共有しなきゃ
たぶん、タクヤさん、そう言うのバカにしたりしなさそうだよ

………そんでも、恥ずかしいんだよ

……ハルキね、パーティーとか行くなって言わなかったよ
気を付けてって、でも、泣きそうな顔してたの…
前から知ってた、私に気があるの
あんなとこで襲ってくるとは思わなかったけど
気を付けなきゃ、ハルキが傷付いちゃうって

うん、そうなんだよね
私の写真も、タクヤ、きっと不愉快だもん

広まってるの?!

……うん、嫌がらせよね
あんな男に惚れてた自分が嫌になるわね!
………でも、タクヤに教わったの
アイツをダメにしたのは、私も悪いんだってね
けど、最終的には本人よね

うん、そう思うわ
見た目は、悪くないけど、あれじゃぁね

見た目もタクヤの方が上でしょ?

うん、でも………泣かしてそう、女…

ヒトミちゃん、そう言ったんだよね、俺を見て



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