《MUMEI》
川口シンヤ
"キーコン、カーコーン、キーコン、カーコン"

昼休み終わり5分前のチャイムが鳴った。

「もう、食べ終わったし、教室に戻ろうよ!」

アキラは、立ちながら言った。

「おい、ユージ、残りの弁当どうするんだ?捨てるんだったら、もったいねぇーし、俺が食ってやるよ!」

シンヤは期待して待っている。
女子から、貰った弁当は全部完食。


そう、
シンヤは
大食い男…。

なぜだか知らないが、
いっぱい
食べるくせに
太らない…。

体型は、
俺やアキラと
同じ細身だ。

『残りは、夕食に食べるし、それでも、余ったら朝食に食べるよ!てか、これいつものことだろ。』

俺は、笑いながら、答えた。

前へ |次へ


作品目次へ
感想掲示板へ
携帯小説検索(ランキング)へ
栞の一覧へ
この小説は無銘文庫を利用して執筆されています。無銘文庫は誰でも作家になれる無料の携帯・スマートフォン小説サイトです!
新規作家登録する

携帯小説の
無銘文庫