《MUMEI》
告白
『るな』

「なぁ…いつになったら返事くれるんだ?ずっと待ってたのに…」

忘れてた…
祐輔に告白されてたこと…

「あ、えぇーと…。」

「俺じゃダメか?俺じゃ、頼りにできないか?俺は…お前を幸せにしたい。」

祐輔の熱心な気持ちが、よくわかる。
だから私は、あの人を忘れるために、祐輔と付き合うしかない。

「ううん。そんなことないよ!」

「え…じゃあ…」

「うん。付き合っていいよ!」

こう言うしかない。
すると_______

「おい」

ものすごく低い声でそういったのは…

「神くん…?」

そう。
彼だった。

「なんでお前がここに…」

そう祐輔が言うとか神くんは

「こいつは俺の女だから。」

ストレートに。率直に。

あぁ…
これが事実ならいいのに…
ホントにカレカノになれればいいのに…

前へ |次へ


作品目次へ
感想掲示板へ
携帯小説検索(ランキング)へ
栞の一覧へ
この小説は無銘文庫を利用して執筆されています。無銘文庫は誰でも作家になれる無料の携帯・スマートフォン小説サイトです!
新規作家登録する

携帯小説の
無銘文庫