《MUMEI》 告白『るな』 「なぁ…いつになったら返事くれるんだ?ずっと待ってたのに…」 忘れてた… 祐輔に告白されてたこと… 「あ、えぇーと…。」 「俺じゃダメか?俺じゃ、頼りにできないか?俺は…お前を幸せにしたい。」 祐輔の熱心な気持ちが、よくわかる。 だから私は、あの人を忘れるために、祐輔と付き合うしかない。 「ううん。そんなことないよ!」 「え…じゃあ…」 「うん。付き合っていいよ!」 こう言うしかない。 すると_______ 「おい」 ものすごく低い声でそういったのは… 「神くん…?」 そう。 彼だった。 「なんでお前がここに…」 そう祐輔が言うとか神くんは 「こいつは俺の女だから。」 ストレートに。率直に。 あぁ… これが事実ならいいのに… ホントにカレカノになれればいいのに… 前へ |次へ |
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