|
《MUMEI》 知らなかった 有名なデザイナーさんが建てたんだぁ 佐久間のお婆さん、なんで俺に住めって… 空いてるからって、言ってたけど… トウコのお母さんが、夕食を作ってくれたんだ 凄く美味しかった 後片付けまでしてくれて もちろんよ手伝ったけど 気品あるなあ……綺麗だし トウコはお母さん似なんだなぁ 知ってます？ はい？ 桐子、中学生になっても、主人とお風呂に入ってたんですよ はい、聞いてます あら、聞いてるの？ はい、今でも入れるんじゃないですか？ トウコは どうかしら、それはわかりませんけど、 お嫌じゃ無いんですか？ …ビックリしました…でも、トウコを知ってくと、なんとなく理解できるんですよね タクヤさんは、トウコをどんな人間に見えますの？ そうですねぇ…言葉にするの、難しいですけど 価値観も、自分の物差しが有るんですよね 善悪も、人に並ってないような… …意地っ張りだけど、素直で トウコは、我儘じゃないですよね ただ、主観が違うことが多いってだけで 相性は、よろしいの？ わかりません、でも、楽しいですよ 新しいトウコを知る度に、ワクワクしてます そう、一度、吊れて帰らせてくださいな、主人とトコトン話させたいんです はい… そのあとで、貴方も主人と話して見てくださいね はい 、 前へ |次へ |
|
作品目次へ 感想掲示板へ 携帯小説検索(ランキング)へ 栞の一覧へ この小説は無銘文庫を利用して執筆されています。無銘文庫は誰でも作家になれる無料の携帯・スマートフォン小説サイトです! 新規作家登録する 無銘文庫 |