《MUMEI》 ホントに「は!?」 祐輔が変な声で言った。 「い、いつから…こんなやつと…?」 祐輔の顔が強ばってきた。 「ぇ……と…。」 実際付き合ってる訳じゃないから、返答に困る。 「一昨日(おととい)から。」 え…!? 設定リアルすぎる… そんなことを考えていると 「るな…本当なのか…?」 そう言われてチラッと神くんを見ると軽くうなずいていた。 「う、うん…ごめんね…?」 そう言ったら、強ばっていた祐輔の顔が怒りに満ちていた。 「俺は…俺はるなを諦めない。」 そうボソッと言ってどこかに言ってしまった。 前へ |次へ |
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