|
《MUMEI》 落下する人空から、学校に向かって、何かが落ちてくる。 ｢なぁ、アキラ、あれなんだと思う？｣ ｢う〜ん…。お人形さんかな。｣ ｢人形が空から落ちてくると思うか？それよりも、人形にしては、ちょっとデカくないか…。｣ ｢普通に考えて空から、お人形さんが、落ちてくるわけがないよね。｣ ｢じゃあ、あれはやっぱり…。｣ シンヤとアキラは、２人合わせて ｢人？｣ と答えた。 ｢なぁ、アキラ、あのまま落下したら、どうなると思う。｣ ｢普通に考えても、死ぬよね…。即死だと思うよ。たぶん…。｣ ｢そうだよな、それに校庭には、生徒もいるし、ケガ人が出ても、おかしくないよなぁ。｣ ｢うん…。で、どうするの？シンヤ。｣ ｢どうするって、助けるしかないだろう。｣ ｢そう言うと思ったよ！｣ アキラは、シンヤを見ながら、少し笑った。 前へ |次へ |
|
作品目次へ 感想掲示板へ 携帯小説検索(ランキング)へ 栞の一覧へ この小説は無銘文庫を利用して執筆されています。無銘文庫は誰でも作家になれる無料の携帯・スマートフォン小説サイトです! 新規作家登録する 無銘文庫 |