《MUMEI》

好きな人のため、か…

いいなぁ、羨ましいよ……

兄貴が、無事、退院したんだ

千夏の父親は、逮捕された

自主しなかったんだ

千夏が警察に、知らせたんだって

兄貴は反対したらしいけど
それが、父のため、母のためだと、千夏が説得したんだってさ

兄貴の家で、兄貴から聞いたんだ

千夏、金、どうしたんだ?

タクヤさんが立て替えてくれたの
返さなくっちゃ
パートに出るわね、わたし

いいよ、俺が何とかするから
家に居ろ

まだ、働けないわよ、ムリなさらないで

のんびりしてられねー

のんびりしろよ、まだ、金有るだろ?
千夏

え、あ、……そ、そうね

兄貴、千夏、匂うけど濡れるよね

タ、タクヤさん!

左のおっぱいの方が大きくてさぁ
たまんなかったよ
あんな、綺麗な顔でさ

な、な、な、……

尻の穴まで舐めちまったよ
夢中でさ
交お見ながら、やったんだ
最高だね、千夏

お、お前!……

金がつきる前に働けよ
千夏と援交しちまうぜ、また

たまんねぇ、思い出しても勃起するよ
良い、女だ、千夏
泣きそうだったぜ、兄貴を裏切るってよ、
悪いのは、俺だ
次に悪いのは兄貴だ、優しさを履き違えてる
千夏の両親を、バカにしたのは、兄貴だ
下手うってると、千夏のマ〇コ、また、俺にやられるぜ
じゃぁな、頑張れよ、兄貴
なんだよ、勃起してんじゃねーか?

布団を巻くって、見て、そう言ったんだ

そして、家を出た

縁切りかな……もう、来ることも、無いのかもな

千夏が追いかけてきた

んだよ、兄貴とヤってろよ

……ねぇ、なんで、お金……
また、犯されて、そう、思ってたのに……

ん、兄貴に掘れてる千夏は、良い女だったからさ
昔の千夏に価値はねーもんな、まぁ、たんなる、穴だよな

………知ってたよ、私と寝たこと

え?!

精子の匂い……タクヤだったんだなって、今、言ってたわ
だから、そうよって……

そんな報告要らねーよ
早く、ガキ作れよな

まだ、ビルの効果が……

早く戻れよ、せっかく勃起してんだからよ
千夏が上になれば出来るよ
抜歯終わってんだからさ

うん、してくるね、ありごがとう、タクヤさん

なんなんだよ、ありがとう、てよ……



前へ |次へ


作品目次へ
感想掲示板へ
携帯小説検索(ランキング)へ
栞の一覧へ
この小説は無銘文庫を利用して執筆されています。無銘文庫は誰でも作家になれる無料の携帯・スマートフォン小説サイトです!
新規作家登録する

携帯小説の
無銘文庫