《MUMEI》
初恋をあなたに part1
「あ…えと…助けてくれてありがとう!」

私は微笑みながら言った。

「あのさ…」

神くんがそう言いかけたとき

「神くん!」

と、誰かが神くんを呼んだ。

誰だろう?と思って振り返ると
そこにはとても可愛らしいお人形みたいな子がいた。

その子が私を不思議な目で見てくる。

こ、こわい…
見たことない顔だから、先輩か後輩だよね?

「この人だぁーれ?」

え…
この人とは…私のことですよね!?

「あ、えっと…2年のるな。
よろしくね!」

そういうと

「1年の柚樹です!
よろしくお願いします!」

そう元気に答えてくれた…
のはいいんだけど…
目!目が笑ってない!

不安を抱えながら2人と別れた。

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